鏡を使った自己認識テストに合格したのは人間のみである。
小脳の活動は意識にほとんどのぼらないとされる。また、小脳の摘出手術を受けた場合も、意識の内容にほとんど変化は起こらないとされている。
心身二元論では精神と肉体は別々のものと捉える。
デカルト的二元論では、心をこの世界の根本的なものとみなす。
ネッカーキューブのような多義図形が Neural Correlates of Consciousness の研究で頻繁に利用されるのは、眺めていると「見え」が変わるからである。
人間以外の生物は意識を持たない。
Wernicke は、今日の神経科学の中心的教義である分散処理という考え方を提示した。この分散処理という考え方では、人間の高度な認知機能は脳の複数の領域で処理されている。
「私」という自己意識は、左脳が生み出しているものである。意識は左脳という一つの領域にコントロールされている。
典型的な神経細胞(ニューロン)は細胞体と枝分かれした樹状突起、そしてケーブル状に長く伸びた軸索からなる。
生物はそれぞれ異なる Umwelt に生きているといえる。